ジェンマ125整備 その3 ホイール塗装
ホイールのサビ取りと塗装
結構錆びています。タイヤもひび割れまくっているので交換します(よくこのタイヤで時速80km出して乗って帰ってきたな)でも今回はホイールの塗装までということで。ちなみにジェンマ125はナットを3つ外すだけでフロントもリアもホイールが外れます。グレイト。
(ビフォー)
タイヤを外す
まず一番大事なことですが薄いタイヤレバーを使いましょう。こういうやつです。
Garage.com 全長295mm 樹脂ラバーグリップタイヤレバー 3本set WHSDB001 [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: Garage.com
- メディア:
僕はこの下のごついタイプのやつを使って(地獄を見ました)苦労しました。特に初めてでコツを掴むまでは結構大変です。頑丈なのはいいんですけどね。
一番最後はプラスチックハンマーでタイヤを叩くと楽に外せます。全体的に余裕がなさすぎて作業途中の写真がほぼないです。1回外せるようになるとコツを掴んで急速に上手くなります。youtubeで解説動画を見てやってみましょう。レッツトライ。
(中も結構錆びている)
(付いていたのはDUNLOP K527)
というわけでリアもフロントもタイヤを外しました。
サビ取り
マフラーの時もそうでしたが今回もサビ取りです。ワイヤーブラシとひどいところはダイヤモンドヤスリでサビを剥がしつつ300番のペーパーでひたすらサビを取ります。
あくまで見た目それなりにするのが目標です。また、塗装経験があるわけでもないので細かいことは気にしないことにします。(プラサフ?水研ぎ?わかりません)
おそらく前のオーナーか前の前のオーナーが一度塗装していますねこのホイール。軽く塗装が剥がれた下からものすごくサビた地肌が見えた時点である程度諦めました。諦めることも大事です。
リムもサビ取りをします。タイヤを外すときにタイヤレバーでリムに傷をつけてしまった場合はダイヤモンドヤスリで均して300番のペーパーで整えておきます。
毎度おなじみサビ転換剤スプレーを吹いて、その上からシルバーのスプレーを吹きます。3度塗りくらいしました。
(見た目最高に綺麗になる)
- 出版社/メーカー: アサヒペン
- メディア: Tools & Hardware
どうせならクリアーも吹く
シルバーの塗装は乾いているはずなんですが、触るといつまでたっても銀色の塗料が手に付きます。これはあんまりよくない。ということでどうせならクリアーも吹きます。
2液のウレタンスプレーです。一度、スプレー内の液体を混ぜると24時間以内に使い切らないといけません。今回、いろいろな部品を一度にクリアーしてやろうと思っていましたが色々あってホイールにしか使っていません。もったいない。
それではクリアーを吹くわけですがもちろん透明なので塗れているんだか塗れていないんだか分かりません。なので近づけて厚くぬるんですが垂れます。下手くそか。おそらく時間がかかっても薄く薄く重ねた方が良さそうです。こちらも3度塗り。
翌日まで放置して硬化させます。おお、表面が保護されている感じがしています。十分十分。
(近くで見るとあまり綺麗ではない)
あとはホイールをナットで締め付けたときにホイールハブと密着する面(上の写真の中心の裏側)を凹凸がなくなるまでペーパーで均します。
以上でホイール塗装は終了です。サビ取りと塗装ばっかりしてますね?次回はホイールを外したついでにようやく整備らしいことをします。