ななちゃんねる

ジェンマ125とSV400SとWOLF250の整備記録。

ジェンマ125整備 その4 ブレーキドラム清掃 シュー点検

ブレーキシューの点検

ホイールも外したことだし前後のブレーキシューも点検しておきます。とはいえフロントもリアもホイールとタイヤが付いていた方がアクスルナットが外しやすいです。リアに至ってはホイールとタイヤがないと外すのは無理なのでは。

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(フロントブレーキシュー)

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(フロントブレーキドラム)

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(リアブレーキドラム、えらい錆びてる。リアブレーキシューの写真は撮り忘れました)

ブレーキシューはフロントリアどちらとも「パネルに取り付けた状態で直径が106.6mm以下で交換」とのことです。フロントは定規で測ったところどう短めに見ても108.5mmはあります。OK。リアはブレーキシューを取り付けた状態だとアクスルシャフトが邪魔で定規だと測れません。おおう。無理やり半径だけでもなんとか測ったところおそらく106.6mm以上はあると思います。イマイチ信用のおけない計測ですがブレーキの効きが弱くなったら交換すればいいかな。というかノギスを買うか借りるかすれば測れるんですけどね。ノギス持ってないんです。

パーツクリーナーとワイヤーブラシでブレーキダストを落とし、ドラム側ににグリスがつかない程度に各部にグリスを塗ってこちらは終了。

ブレーキドラムのサビ取りと塗装

もう恒例行事ですね。はい、サビ取りと塗装です。シャフトやらネジやらはマスキングします。ワイヤーブラシとダイヤモンドヤスリと300番のペーパー(要は家にある工具)でサビを落とします。内側も外側も。

サビ転換スプレーは内側と外側両方。塗装は外側だけです。しかし今回はホイールと違いここからもう1工程あります。僕の使っているサビ転換スプレーはエポキシ樹脂で表面をコーティングしてくれるんですがブレーキドラムの内壁のブレーキシューが当たる面はエポキシ樹脂を取り除かなくてはいけません。たぶんおそらく。

というわけで樹脂が完全になくなるまで300番のペーパーで削ります。うーんベタベタしていてペーパーの目がすぐ詰まる。でもこれをやっておかないとブレーキが効かなくて大変なことになる気がします。

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(リアブレーキドラム、アフター)

組み付け

フロント、リア共に組み付け。といってもホイールとタイヤを組んでいないとアクスルナットが強く締め付けられないのでこの段階では仮組みです。フロント側は割と部品が多いのでベアリング部などにグリスを塗りつつ組みます。へえスピードメーターってこんな仕組みで速度を測るようにになってるんですね。フロントアクスルナットはなめ気味だったのでステンレス製に交換しました。

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(ビフォー錆びてる)

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(アフター綺麗)

ホイールが付くと殆ど見えない部分ですけれどまあサビ予防ということで、気分もいいです。以上、ブレーキシューの確認とブレーキドラムのサビ取りと塗装でした。