WOLF250 リアホイールベアリング、スプロケット交換
外したリアホイールはこんな感じでアルミのスプロケットがついています。
VJ21A純正のホイールなので18インチです。17インチに変えることも考えましたが純正の乗り味を知っておきたいのでそのままで。
ちなみにリアのブレーキディスクの厚みはノギスで測って4.8mm残っていました。限度は4.5mmなのでこのまま使います。実際はノギスで計測できない偏摩耗でもっと薄い箇所はあるでしょうが。
でスプロケを外したんですけど裏側(ホイール側)がこんな感じです。
謎の削れた跡があります……スプロケの偏摩耗もひどく、削れている部分と削れていない部分があります。チェーンラインか組付けがズレてるんじゃないのか。あと丁数が44丁だったのでガンマ仕様ですね。分かっててやっているのだろうか……
外したナットは一つだけなんか違うし……別にいいけど。
ハブベアリングはこんな感じ。
ホイールベアリングは割と新しめの両面シールのものが入っていました。多分前オーナーが変えたのかな。まあ信用できないので交換です。ちなみにリアのホイールベアリングだけ純正部品が在庫切れだったのでモノタロウで片面シールのこいつを入れました(しばらくしたら在庫復活していました)まあ多分大丈夫でしょう……
ハブとホイールの合い面がガリっていました……あんまりよくないよなあ。ハブダンパーも少しガタがあります。合い面は軽く磨いて再使用します。不具合が出た場合は中古で調達しますか、VJ21のリアホイールは人気がないのでいくらでもありそう。
ベアリングの打ち込みですがフロントと違ってちょうどいいサイズのソケットがなかったのでホームセンターで塩ビ管継手を買ってきました。ベアリング外形が47mmと52mmでした。使用したものは
給水栓ソケットHIWS25
ソケットHIS30
の2つで各150円以下です(私は他の部分でべらぼうにお金かかってるのでこんなところで節約してもなあ……)まあ外形が合っていれば何を使ってもいいと思います。
ガツガツ。ベアリングが斜めに入らないようにだけ注意します。専用工具じゃないからか入口付近が結構斜めになってしまいました。ホイール側を傷つけたかな、よほどのことがない限りバラさないからまあいいか。
ホイールベアリングは先にブレーキディスク側を、後にスプロケ側から打ち込むのですが底まで叩き込んだつもりでもディスタンスカラーがカラカラ動いてしまいました。
どこか不具合かな?ディスタンスカラーが縮んだりしたかな?と悩んだのですが、アクスルシャフトを差し込んだ状態で叩き込んでいったら無事にカラーを押さえるまで打ち込めました。内部でカラーが暴れていたみたいです。片側のベアリングを回すとカラーと一緒に反対側のベアリングも回ります。若干打ち込みすぎたかなくらい。
アクスルシャフトを貫通させて手で持ってホイールを回してみたところスルスルーと回るのでまあ良します。
ディスタンスカラーやアクスルシャフトやなんかは磨いて再利用します。
油砥石でホイール側の合い面をさらってから、純正のボルトナットでスプロケットを取り付けて完成です。純正46丁。
スプロケットの取り付けって裏表あるんかいな、と思ったのですがプレスで抜いた穴はホイールの面には当たりませんし、中央の大きな丸穴周りは面取りをしてホイール側の角が逃がしてあるのでどっち向きでも問題なさそうです。
しかしアルミのスプロケット軽かったなあ。耐久性さえあれば高くても買いかも。